光学特性を制御可能な添加剤の開発

・種々の樹脂(PC、PET、COPなど)に相溶
・樹脂の機械特性を損なわず、高屈折率化が可能

目的・背景

●樹脂の機能性向上を目的とした添加剤は数多く知られているが、添加量に伴い、脆くなるなど機械特性を損なうケースが多い。

●機械特性を損なわず、樹脂の機能性を向上させる添加剤の開発が求められている。

本技術の特徴

製造方法は非常に簡便であり、樹脂に添加した際、機械特性を損なわずに、屈折率を向上させることが可能。添加剤の構造を変えることで、屈折率の制御も可能。

●シクロオレフィンポリマー(ゼオノア1420R、以下COP)へ、2種の添加剤A、 Bを添加した事例
※)本添加剤はポリエステル、ポリカーボネートにも相溶することを確認

KRIからのご提案/今後の展開/期待される成果など

●KRI独自の屈折率及び溶解パラメーター予測ソフトによる添加剤の構造最適化

●添加剤合成からコンパウンド品の評価

この内容に関するお問い合わせ

新機能性材料研究部