潜熱蓄熱材の相変化制御

樹脂マトリクスを利用することで、潜熱蓄熱材の結晶化温度を制御できることを見いだしました。熱エネルギーの有効利用に資する技術です

目的・背景

●潜熱蓄熱材は、融解と凝固(結晶化)を繰り返すことで蓄熱と放熱を行うもので、蓄熱した熱エネルギーを取り出す温度は、蓄熱材の結晶化の温度で決まります
●熱エネルギーをより有効に利用する観点から、熱が必要な温度やタイミングで取り出せるように制御できることが望まれます

本技術の特徴

1.潜熱蓄熱材の結晶化温度の制御
樹脂マトリクスを利用することで潜熱蓄熱材の結晶化温度が低下(過冷却の促進)

2.樹脂マトリクスによる蓄熱材の保持
融点以上の温度でも固体状態を維持しており、液体の漏出を防止できます(上写真)

KRIからのご提案/今後の展開/期待される成果など

●本技術を用いることで、蓄熱した熱を必要な温度やタイミングで取り出したり、蓄熱状態を長期維持したりできるようになり、例えば、低温で発熱する保温材などとして利用できます
●蓄熱(吸熱)を利用して、電子部品等の冷却、急激な発熱の抑制など
【特許出願中】