生体(呼気・皮膚)ガスセンシング

●生体ガスと各種バイオマーカーとの相関性の評価
●生体ガス検出用小型デバイスの開発

目的・背景

背景
●超高齢化社会の到来・逼迫した社会保障費という課題に対して、病気にかかる前に対処する予防医療が注目されています。
●非侵襲で生体情報を取得し、糖尿病、がんなどの早期発見や、ストレス、睡眠などの健康状態を把握する技術に期待が寄せられています。
●生体ガスと健康状態には右表に示す関係があることがわかってきており、これらを利用して手軽に健康状態をモニタリングできるようになることが期待されています。

目的
●生体ガスを特異的に検出する技術をベースに、生体情報のリアルタイムモニタリングが可能なデバイスを開発します。

開発中の生体ガスセンサ

●QCM(水晶振動子マイクロバランス)センサ
  原理…振動子の周波数変化から吸着したガス成分の質量変化を検出する。

●KRI固有技術

KRIからのご提案/期待される成果など

1.生体ガスと血中バイオマーカーとの相関性評価
・KRI試作デバイスを用いた生体ガスと既存バイオマーカーとの相関評価
2.高感度生体ガスセンサの開発
・特異的吸着膜の条件適正化による高感度検出
3.スマートフォンとのワイヤレス通信
・専用のセンサモジュールによりスマートフォンと通信し測定結果の解析と表示およびデーター管理と生活支援をおこなう。

この内容に関するお問い合わせ

スマートマテリアル研究センター