置換基のないフェノール(石炭酸)が高選択率で得られます
従来技術との比較
●従来技術:フェノール混合物が得られる
●本技術:置換基のないフェノール(石炭酸)が得られる
竹リグニンの水素化分解結果
【反応条件】
反応条件:300℃×1h
水素分圧0.2MPaG
【フェノール収率】
フェノール+クレゾールの炭素収率 :6%
<現在収率の向上を目指して研究中>
うちフェノールの選択率:89%
今後の研究開発予定
今後、以下の開発研究を予定しております。
●収率の向上検討(反応温度、時間、触媒との接触、撹拌条件など)
●製造コスト低減(触媒量、反応濃度、連続流通化など)
●使用原料の拡大(クラフトリグニン、サルファイトリグニン、ソーダリグニン、他)
●スケールアップ研究
●10月21日(金)ワークショップ5において、本内容を講演いたします
●本技術は、宮崎大学殿とKRIの共同研究になります
●本技術は、特許出願済みです