保有装置

フェロ&ピコシステム研究部

パルスBHトレーサ

パルスBHトレーサ

室温から200℃までの磁石特性を評価する最大8Teslaのパルス高磁場BHカーブトレーサです。公平中立の場で国際標準規格IEC、JIS規格に準拠した測定方法にて委託試験業務を実施しております。

高感度VSM(振動試料磁力計)

高感度VSM(振動試料磁力計)

試料を約60Hzの交流で振動させ、周囲に配置したJコイルで誘起する起電力を測定します。  起電力と磁化との関係式を基に、磁気モーメントを検出します。磁化の感度が非常に高く、常磁性、反磁性、液体、紛体、薄膜など微小な試料測定が可能です。低温(液体窒素)〜900℃までの測定が可能です。

テスラメータ(ガウスメータ)

トランスバース型の微小プローブにより表面磁束密度を測定します。

フラックス測定装置

着磁された磁石の磁化状態を総磁束量という簡便な方法で測定します。 測定の際には、磁石のサイズに合うサーチコイルが必要となります。

呼気分析用ガス混合器

アセトン、アンモニアなど呼気中の微量成分7種類をppmオーダーで任意に混合できるガス混合装置です。

原子間力顕微鏡(AFM) MFMモード

原子間力顕微鏡(AFM) MFMモード

先端に磁性コートしたプローブをサンプルに近づけることにより、磁気力と表面形状を検出することができます。 着磁した試料、脱磁した試料の磁区観察ができます。  試料に磁場を印加して観察することも可能です。

電界放射形走査電子顕微鏡(FE-SEM/EDX)

電界放射形走査電子顕微鏡(FE-SEM/EDX)

電子銃に電界放射形電子銃を用いたSEMで電子ビームを7細く収束することが可能なため、非常に高分解での観察が可能となります。試料にもよりますが、最大20万倍くらいまで可能です。 併設のEDSで同時に元素分析も可能です。

電子顕微鏡 SEM/EDX

電子顕微鏡 SEM/EDX

熱電子銃を用いた汎用型のSEMです。 低真空モードもついており、高真空にもっていくことにより破損するおそれのある試料などの観察に向いています。 併設のEDSは大面積の検出器がついており、非常に感度良く元素を検出できます。

超深度カラー3D形状測定顕微鏡(レーザー顕微鏡)

超深度カラー3D形状測定顕微鏡(レーザー顕微鏡)

短波長で直進性のよいレーザーを試料に照射して反射する像を得ます。 結像位置にピンホールがあるため、散乱光の少ないコントラストの高い画像が得られます。高さごとの反射画像を積算するため、最終的に3D画像として画像を取得することが可能です。

デジタルマイクロスコープ

デジタルマイクロスコープ

通常の顕微鏡の接眼レンズの代わりに、カメラを搭載しモニタに拡大像を映し出します。高解像度、広視野の画像作製ができます。粒子解析などもできます。

透過型電子顕微鏡(TEM)

透過型電子顕微鏡(TEM)

厚さ100nm以下の薄く切った試料に電子線を透過させて、試料を透過、散乱した電子線情報により、試料情報を得ます。 微細組織観察に優れます。

ラマン顕微鏡

ラマン顕微鏡

固体・液体の試料から生じたラマン散乱光をスペクトルに分光して分析することができます。

ダイナミック超微小硬度計

ダイナミック超微小硬度計

微小な圧子を使い、負荷と押しこみ深さの関係をリアルタイムに計測し表面物性を評価できます。 金属材料、薄膜,表面処理層,微小電子部品,プラスチック、ゴム、セラミックスなど、あらゆる材料の表面物性評価が可能です。 ISO14577-1(計装化押し込み硬さ試験)におけるマルテンス硬さ、押し込み弾性率、仕事量、クリープ評価に対応しています。

接触角計

接触角計

物体に液滴を落着させ、接触角から濡れ性や親水性、疎水性などを評価することができます。表面改質、塗装、コーティング膜の評価などに使用されます。

ガスクロマトグラフ(GC)

ガスクロマトグラフ(GC)

溶液・ガス中の成分の定性・定量をppmレベルで行うことができます.

ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)

ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)

各成分を分離し、質量分析計で定性・定量を行います。気化しやすい化合物の同定・定量を高感度で行える分析手法です