粒子を永久磁石(1テスラ未満)で操る

様々な粒子の向きや位置の制御が可能になりました

はじめに

◆ 物質の向きを揃える(配向)意義  液晶ディスプレイは電場により液晶分子の向きを揃えて表示を行います。また、カーボン繊維などの熱伝導性フィラーを電場や磁場を使ってシート厚み方向に揃えると、シート横方向にも流れていた熱が厚み方向に揃うので、厚み方向の熱伝導率が向上します。  このように、 物質の向きを揃えること(配向)は、材料物性の制御の役に立ちます。 しかし、向きを揃えたくても電場や磁場に応答しにくい物質・粒子はたくさんあります。 ◆ 本技術   様々な粒子に低磁場(1テスラ(T)未満)の応答性を持たせることに成功しました。 そして、それにより粒子の配向や空間位......

こちらの技術情報はKRI会員限定です。
続きを読むには会員登録(無料)が必要です。

これから会員登録する方はこちら

会員登録して全文を読む

会員限定!役立つ技術情報を無料でご覧いただけます。

もう一歩踏み込んだ技術情報や、技術動向レポート、専門家のコラムなど、
幅広い技術情報を会員限定でご提供いたします。