ナノ合成技術はナノテクノロジーの根幹をなす材料合成、ケミカルプロセッシングの技術です。エネルギー材料研究部は、ゾル-ゲル技術と有機無機ハイブリッド技術並びに高度な分析・計測技術を駆使して薄膜から粒子、バルク体形成、またミクロからナノサイズの構造制御を行い、新機能性材料やデバイスのキー材料の開発を手がけています。
対応可能な材料技術と応用分野
有機合成、錯体・無機合成、高分子合成、有機−無機複合化(ナノハイブリッド)などの合成技術をベースに新しい材料形成及びそれらのアセンブル技術の開発を行い、目的とするデバイス構成や特性発現に応じた材料技術の開発へ対応致します。
電気化学を中心とした評価技術、分析・計測技術により、各種デバイスの劣化解析とその結果に応じた材料提案を行います。
想定されるデバイスと応用・研究例
デバイス | 対応材料技術 |
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Liイオン電池 | 正・負極材料、電解質、セパレータ、シール材 |
キャパシタ | 電極表面処理、電解質、セパレータ、シール材 |
太陽電池 | 透明導電膜、電極材料、色素、電解質、シール材、AR膜 |
燃料電池 | 無加湿動作プロトン伝導膜、分離・バリア膜、触媒 |
液晶ディスプレイ | 透明導電膜、電極材料、ゲート絶縁材、シール材、AR膜 |
有機EL | 透明導電膜、電極材料、AR膜、シール材、封止剤(バリア材) |
LED | 耐熱・耐光封止材、発光材料 |
半導体集積回路 | 電極材料、誘電体材料 高温・高電界対応絶縁材料(SiC、GaN系) 耐マイグレーション絶縁膜、放熱材料(Si系) |
☆デバイス構成に応じた材料組成・物性など御要望により対応いたします。
各要素技術は他の技術シート参考にして下さい。
2013年4月現在
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