化学合成装置
SPG膜乳化装置 エネルギー材料研究部
-
- 解説:
- 均一細孔を持つ多孔質部材に液体を透過させ、別種の液体の中に粒径が均一な液滴を生成分散させることが可能な乳化装置です。液滴を固化させれば、セラミックスやポリマーの均一粒径粒子を造ることも可能になります。
マイクロ波合成装置 ナノ構造制御研究部
-
- 解説:
- マグネトロンで発生するマイクロ波を、導波路を通じて反応容器に伝達させるシングルモード方式を採用しているために、熱電対を用いて反応温度を制御でき、反応に利用される熱量を正確に制御することができます。
ソルボサーマル装置 新機能性材料研究部
-
- 解説:
- 容量0.3L, 圧力上限30MPa, 温度上限400°Cのオートクレーブです。水熱反応やソルボサーマル反応を行い、金属酸化物、複合金属酸化物並びに金属などの微粒子を合成できます。撹拌も可能です。
自動滴定装置 新機能性材料研究部
-
- 解説:
- 電気化学センサを用いた終点検出と電動ビュレットを用いて測定を行うため、高精度な測定が可能です。適応した電極と滴定液を用いることで、中和滴定、酸化還元滴定、電導度滴定などさまざまな測定が可能になります。
流通式反応装置 新機能性材料研究部
-
- 解説:
- 室温〜500℃、常圧〜40MPaまでの制御が可能です。配管の材質を工夫することにより、超臨界水などにおける検討も可能になる他、流通式ゆえにプロセスが緻密に制御可能となります。(自作)
3L スケール振盪培養装置 センシングバイオ研究室
-
- 解説:
- 微生物などの培養を3Lスケールの大型フラスコを用いて、振盪培養できる装置です。
3L ファーメンター センシングバイオ研究室
-
- 解説:
- 微生物発酵の実験条件検討を行う小型発酵槽です。サプリメント成分、生分解性素材、バイオエタノールなどの発酵生産の条件検討取組に利用できます。
真空グローブボックス/恒温槽/電気化学装置 環境化学プロセス研究部
-
- 解説:
- 酸素や水分を嫌う物質を不活性雰囲気下(Ar、N2等)で取扱うことができます。
アクリル製のため視認性が良く、反応試験や物性変化の様子を目視で確認することが可能です。
また熱媒供給や電源供給が大気遮断状態でできるよう設計されており、加熱・冷却試験や電気化学測定にも用いることができます。