保有装置

化学プロセス装置

ラボプラストミル エネルギー材料研究部

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  • 解説:
    10gスケールで熱可塑性樹脂ナノコンポジットの試作ができます。スクリュー構成変更による強練り/弱練り切替、400℃近傍での混練、混練プロセスの可視化にも対応でき、開発初期の検討を効果的にアシストします。

電界紡糸装置 エネルギー材料研究部

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  • 解説:
    電界紡糸によるナノファイバー試作ができます。特に本機では>100℃の加熱・保温能力、多様なコレクタ形状対応、雰囲気制御、電界制御等の条件変更幅が大きく、有機〜無機までの多様な原料組成を検討対象とできます。

インクジェットプリンター(プリント) ナノ構造制御研究部

  • インクジェットプリンター(プリント)
  • 解説:
    ピコリットルの液滴を吐出することで描画する印刷法です。
    ナノ粒子の分散やインク特性(粘度、表面張力など)の調整が重要です。
    本機では吐出性や描画性を確認しながらインクの開発を行うことができます。

ウルトラアペックスミル UAM015 新機能性材料研究部

  • ウルトラアペックスミル UAM015
  • 解説:
    ・0.015mmビーズ対応ビーズミル
    ・ナノ分散可能
    ・連続分散処理可能
    ・少量サンプル処理可能

二軸混練機 新機能性材料研究部

  • 二軸混練機
  • 解説:
    スクリュー外径26oΦ、L/D=64の小型二軸混練機(東芝機械製TEM-26SX)です。各種コンポジット、ポリマーアロイなどのコンパウンド検討を小スケールから、中量試作まで実施可能です。
    吐出量 : 1kg/h 〜 数10kg/hまで対応可能
    その他 : 真空ベント2カ所、液添可能(要相談)

    ポリマー系材料開発支援のご紹介

真空ホットプレス機 新機能性材料研究部

  • 真空ホットプレス機
  • 解説:
    最大16kNの加圧が可能な4軸の真空ホットプレス機です(常温〜400℃)。雰囲気を真空にできるため、シートの張り合わせ、泡加味の無い均質なシートサンプルの作成などが可能になります。(テスター産業(株)製 SA−501)

二軸延伸機 新機能性材料研究部

  • 二軸延伸機
  • 解説:
    最小□30mmのフィルムを□100oまでの二軸延伸が可能です(常温〜200℃)。最大の延伸倍率は3.3×3.3であり、延伸による力学物性、光学特性などへの影響を評価する際に利用可能です。((株)井元製作所製)

ラボニーダーミル 新機能性材料研究部

  • ラボニーダーミル
  • 解説:
    室温〜280℃までのバッチ式の溶融混練装置です(容量100t)。不活性ガスのパージ、液添などの操作も可能であるため、混練に用いるサンプル原料が少ない場合に用いることができます。(潟gーシン製)

ホモジナイザー(CLEAMIX) 新機能性材料研究部

  • ホモジナイザー(CLEAMIX)
  • 解説:
    せん断速度からのスケールアップを容易に可能とする液-液せん断力を用いたラボスケールでの各種検討が可能です。具体的には、ナノスケールでの微粒子分散操作、乳化が可能になります。(エムテクニック(株)製)

凍結乾燥機 新機能性材料研究部

  • 凍結乾燥機
  • 解説:
    トラップ冷却温度が-80°Cの凍結乾燥機です。乾燥過程でのサンプルの組織変化の防止、多孔質材料の調製、溶剤の除去などが可能になります。(東京理化器械(株)製 FDU‐2200型)

恒温高湿槽 新機能性材料研究部

  • 恒温高湿槽
  • 解説:
    5°C〜85°C/40〜95%RHの範囲にて制御可能な恒温恒湿器です。本装置を利用することにより、サンプルの状態調製、樹脂の長期特性評価、水蒸気透過度測定などが可能です。(エスペック(株)製 LHL‐113)

LB膜作製装置 新機能性材料研究部

  • LB膜作製装置
  • 解説:
    本装置の原型は、LangmuirとBlodgettにより米国ゼネラルエレクトリック(GE)社において開発され、有機物の単分子膜および積層膜の作製装置として発展してきました。
    KRIでは、センサー開発、表面・界面反応制御に用いています。

遺伝子増幅装置(PCR) センシングバイオ研究室

  • 遺伝子増幅装置(PCR)
  • 解説:
    研究対象の遺伝子を特異的・人工的に増幅し分析するツールです。動物細胞・植物細胞・微生物の定量的検出に利用でき、また、遺伝子組み換え操作での利用もできます。

遺伝子解析電気泳動装置(DGGE) センシングバイオ研究室

  • 遺伝子解析電気泳動装置(DGGE)
  • 解説:
    特定遺伝子のDNA配列の差異を利用して分離分析できる電気泳動装置です。この装置を利用すれば、土壌や水の中などに棲息する多様な微生物種類の種類構成を解析でき、微生物利用法の改善や、微生物に起因する問題対策のための評価ツールとして有用です。

96穴プレート蛍光リーダー センシングバイオ研究室

  • 96穴プレート蛍光リーダー
  • 解説:
    抗体を利用したELISA法での蛍光検出での適用のほかに、細胞・微生物の代謝解析、種々の成分の生化学・酵素反応分析に用いることができ、多検体を同時に測定することができます。

触媒反応評価装置(グラムスケール) 環境化学プロセス研究部

  • 触媒反応評価装置(グラムスケール)
  • 解説:
    粒状、ペレット状、ハニカム構造体などの各種固体触媒の反応評価装置です。
    ガス流量制御系と蒸発器、触媒加熱器、気液分離器、各種分析機器(GC、GC-MS、HPLCなど)から構成されています。反応管はガラス、石英、SUS製を保有しており、ご要望に応じて対応可能です。
    触媒のスクリーニングや反応速度定数の測定、物質収支など検討プロセスに応じた試験が可能です。

触媒反応評価装置(キログラムスケール) 環境化学プロセス研究部

  • 触媒反応評価装置(キログラムスケール)
  • 解説:
    グラムスケールで評価した結果をもとにスケールアップ検討を実施します。
    生成した液相成分は蒸留分離精製することも可能です。
    実プロセスでの収率計算、コスト計算をより正確に行うことができます。

流動床熱分解装置 環境化学プロセス研究部

  • 流動床熱分解装置
  • 解説:
    流動床有効容積80t、上限温度800℃で、マスフロー及び定量ポンプによる各種ガス、液体供給ライン、圧力制御系、気液分離系、積算流量計、オンラインガス分析計(GC)を備えた反応評価システムです。
    バイオマス、石炭、有機系廃棄物などの液化、ガス化及び各種有用化学品への変換に利用できます。

オートクレーブ 環境化学プロセス研究部

  • オートクレーブ
  • 解説:
    上限圧力20MPa、最高温度450℃で、内容積は120tと500tの2台を保有しています。
    バイオマス、石炭・石油重質油、有機物の分解(直接分解、加溶媒分解、接触分解、水素化分解)、精製(脱硫、脱窒素、脱芳香族化)による液化プロセス、並びに各種の有用化学品や炭素材の基本原料の製造プロセスの開発等に利用できます。有機合成にも利用可能です。

高圧乳化器 環境化学プロセス研究部

  • 高圧乳化器
  • 解説:
    処理液は、ポンプで加圧され、バルブ・シートとバルブの狭い間隔を超音速の流速で通過することで局部的に非常に高い圧力差が引き起こされます。
    エマルジョンでは高度の乳化を、固液分散では凝集塊を一次粒子の状態まで再分散するとともに、バイオマスなどでは細胞膜を破砕し、微細化する事が可能です。最高使用圧力は150MPaです。

水蒸気雰囲気示差熱天秤(水蒸気雰囲気TG-DTA装置) 環境化学プロセス研究部

  • 水蒸気雰囲気示差熱天秤(水蒸気雰囲気TG-DTA装置)
  • 解説:
    水蒸気を導入しながら温度制御し、その重量および熱量変化を測定することができます。
    最高使用温度は1500℃、湿度は水蒸気分圧でPH2O=44kPa程度まで制御することができます。
    また、500℃/minの高速昇温も可能です。
    他の分析手法を組み合わせて発生ガス成分の定性・定量分析、残渣の組成分析などにも対応できます。

触媒評価装置(TPD-MS) 環境化学プロセス研究部

  • 触媒評価装置(TPD-MS)
  • 解説:
    固体触媒の酸・塩基性特性を測定することができます。
    また、酸化還元特性やパルス法による金属分散度なども測定可能です。
    蒸気導入、トラップ回収ユニットも付属しており、様々な測定条件に対応可能です。
    検出器はTCDに加え、Q-Mass(四重極型質量分析計)を接続しており、ガス成分ごとの詳細解析も可能です。最高使用温度は1100℃です。
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