ナノ構造制御研究部

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高強度セルロースナノファイバー・グリーンコンポジットの開発

KRI技術の概要

簡便に高結晶性(高強度)セルロースナノファイバー分離
ファイバーの表面修飾が容易
単離、再分散が可能
グリーンコンポジットや各種樹脂用フィラーとして有用

セルロースパルプをKRI溶媒を用いて溶解制御することにより、例えば、ポリ乳酸/セルロースナノファイバー複合体の耐熱性を向上させることもできます

繊維状フィラーの特性比較

材料 比重 強度(GPa) 弾性率(GPa)
セルロースナノファイバー 1.6 7.5 145
ガラス繊維 2.6 4.8 86
ステーンワイヤ 7.8〜 4.1 207
グラファイト微結晶 2.2 21 410

研究提案

マルチクライアントプロジェクトにて得られた最適溶媒組成やリグニン分離技術を用いて、下記に例を挙げるシングルクライアントプロジェクトで、

  • セルロースナノファイバー分離条件の最適化
  • ファイバー表面修飾条件の最適化
  • ナノコンポジット条件の最適化

を検討し、樹脂の軽量化、高強度化、高耐熱性、低膨張率化を目指す研究テーマをご提案いたします。

研究テーマ候補(1)  セルロース/セルロースグリーンコンポジットの開発


ベース樹脂をセルロースとし、セルロースナノファイバーを補強材としたオールセルロースコンポジット材料の開発。

研究テーマ候補(2)  樹脂/セルロースナノファイバーコンポジットの開発


クライアント様が要望される樹脂にセルロースナノファイバーを補強材として用いるナノコンポジット材料の開発。

本提案書のお問い合わせ先
株式会社KRI ナノ構造制御研究部 部長 山口 日出樹
TEL:075−322−6832
fax:075−315−3095
ナノ構造制御研究部お問い合わせ(メールフォーム)
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