ナノ構造制御研究部

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バイオエタノール・バイオガス製造技術開発

KRI技術の概要

イオン液体による溶解状態での糖化:

低温・常圧、希硫酸
高反応速度・高グルコース収率
フルフラール類の副生成物は検出されない

リグノセルロース系バイオマスをBMIMCL系溶媒で溶液化することで、溶解状態での加水分解反応が低温で行え、また糖化に要する時間が短縮できます。

BMIMCL系溶媒と蒸留水でリグノセルロース系バイオマスを溶解した際の糖化にかかる時間の比較。蒸留水が150分後でも水溶性糖濃度が20%にも達しないのに対し、BMIMCL系溶媒では50分足らずで水溶性糖濃度が100%に達した

また、糖化の際に発酵を阻害する副生成物が発生しないので、バイオエタノールやバイオガス、乳酸などへの発酵が促進すると考えられます。

研究提案


マルチクライアントプロジェクトの成果
  • 最適溶媒組成
  • リグニン分離技術

下矢印
シングルクライアントプロジェクトでの検討内容
  • 糖化条件の最適化
  • 溶媒回収システム

下矢印

グルコースを原料とした発酵検討
  • 微生物の探索
  • 発酵条件の最適化

研究テーマ候補(1)  バイオエタノール製造技術の開発

研究テーマ候補(2)  バイオブタノール製造技術の開発

研究テーマ候補(3)  バイオガス(メタン)製造技術の開発

研究テーマ候補(4)  乳酸製造技術の開発

本提案書のお問い合わせ先
株式会社KRI ナノ構造制御研究部 部長 山口 日出樹
TEL:075−322−6832
fax:075−315−3095
ナノ構造制御研究部お問い合わせ(メールフォーム)
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