エネルギー材料研究部

機能性均一複合微粒子の創製

研究背景

KRIでは、以下の粒子作製技術を保有しています。

(A) ゾルーゲル法とエマルジョン形成技術の組み合わせによる無機質ミクロ構造制御技術
(B) 数十nmから数十μmまで幅広い粒径制御が可能な膜乳化法利用による粒子作製技術

これら技術の組み合わせにより粒子の形態制御や粒子内への機能成分の均質・不均質ドープが可能な新規な機能性材料が得られます。
本研究では、エマルジョン膜乳化法を利用した各種機能性粒子の開発、製造手法を提案いたします。

研究内容

形状制御

  • 粒径制御
  • 粒子の多孔質性制御

組成制御

  • SiO2複合系
  • 非シリカ系組成への展開
  • 有機‐無機ハイブリッド系への展開
  • 無機/有機カプセル系への展開

機能成分のドープ

  • 誘電、導電、磁性材料ドープ
  • 顔料、染料のドープ
  • 発光(蛍光)元素のドープ

本研究では、クライアント殿の要求に基づく機能性付与のために、粒子形態・ベース化学組成・ドーパントの種類に関する検討を実施します。

保有技術

  1. ゾル−ゲル合成技術
  2. 有機無機ハイブリッド合成技術
  3. エマルジョン形成技術

KRIで合成された遷移金属 ナノ粒子の例

連絡・問合せ先
株式会社KRI エネルギー材料研究部
部 長 福井俊巳
  辻 清治
Tel: 075-322-6832
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