社員インタビュー

中江 隆博中江 隆博
中江 隆博中江 隆博
エネルギーマテリアル研究室長

中江 隆博

2018年入社
中江 隆博
家族との時間を大切にできる
安定した環境を求めて転職

大学院で博士号を取得し、その後もずっと大学で研究を続けていました。大学ではやりがいのある研究ができており、教員として教えることも性に合っていたのですが、40代を迎え、子どもも少し大きくなってきたので、家族との時間を大切にできる安定した環境を求めてKRIに転職しました。現在は、これまでの経験を活かして有機・無機を問わず材料合成全般の研究開発や評価を行いながら、もう一つ自分の柱を作るべく、理論化学・インフォマティクスを利用した材料設計の技術開発に取り組んでいます。当社の受託開発は、お客様とのコミュニケーションの中でニーズをつかんでいくのですが、もともと人と話すことは好きだったので、とても新鮮に感じています。

中江 隆博
お客様の課題を解決するための
実用化に近い研究開発

大学で行っていたのは、新しい技術や理論を生み出すための基礎研究でしたが、当社で行っているのは、お客様の課題やお困りごとを解決し、手助けするための研究です。必ずしも新しい技術で解決しなければならないということではなく、既存の技術の活用や応用で解決できれば、それが正解なのです。社内にはさまざまな分野のエキスパートたちがいるので、それぞれの知識や情報を出し合いながら最適な提案を考えることもありますし、考え抜いたアイデアを提案したときに、それに対する反応がダイレクトに返ってくるのも、これまでにない面白さです。専門の枠を超えた新しいことを見聞きする機会も増え、研究を始めた頃のワクワクする感じを思い出しています。

中江 隆博
世の中に求められる材料を見極め、
自分のテーマとして追求していく

私自身、企業勤務は初めてですが、入社して一番驚いたのは、自らの研究テーマに取り組める環境がしっかり整っていること。自主研究の成果を受託研究に展開している研究者も多く、大きな刺激を受けています。私はまだ入社して半年ほどで、興味のあることはたくさんあるのですが、今後は、その中から世の中に求められる材料を見極め、それを自分のテーマとして追求していくことが大切だと思っています。社風や環境の面では、フレックス勤務が柔軟に機能していること、オンとオフの切り替えがきちんとできている研究者が多いことにも驚きました。やりたい研究を続けながら、「週末には家にいて、子どもと遊べるお父さん」になれたことが嬉しいですね。

KRIで活躍したいあなたのエントリーをお待ちしております。