「化学プロセス」、「環境」、「バイオマス」、「エネルギー」の分野において、調査研究や開発研究から
スケールアップ、事業化検討まで、工学的な切り口でお客様の事業開発のお手伝いをいたします。

スケールアップと事業採算性の評価
(1)スケールアップ設備の概念設計
- 開発初期の情報から製造設備を概念設計
- シミュレーションなどで全体の物質・熱収支を推定
(2)商業規模設備のフィジビリティスタディ
- 設備投資額と製造コストの推算
- 投資採算性検討、感度分析
(DCF法によるIRR計算などを指標に)
(3)スケールダウン実験とコスト低減検討の実施
(4)ベンチ・パイロット設備の基本設計や建設支援

プロセスシミュレーション(例)

製造コストの感度分析(例)
FO(Forward Osmosis)プロセスの応用
FOプロセスは、浸透圧差を駆動力に自発的に水を透過させる省エネルギー型の水処理プロセスです。FOプロセスに関する下記の用途開発、FO膜やドロー溶液に関する要素技術開発をサポートいたします。
- 海水淡水化
- 廃水処理
工場廃水やクーリングタワー冷却水、下水の濃縮 - 食品や医薬品等の濃縮
- 非常用造水システム
- 塩分濃度差発電(PRO発電) など

FO(Forward Osmosis)プロセス
バイオマスからのフェノールの高選択的製造
原料、触媒および反応条件の最適化により、リグニン含有バイオマスから、置換基のないフェノール(石炭酸)を高選択率で得ることに成功しました。
宮崎大学殿との連携により、収率の向上や製造コストの低減、スケールアップに取り組んでいきます。
実用化に向けたパートナーを募集します。
宮崎大学殿との連携により、収率の向上や製造コストの低減、スケールアップに取り組んでいきます。
実用化に向けたパートナーを募集します。

竹リグニンの水素化分解結果
(データは宮崎大学農学部殿より提供)
(データは宮崎大学農学部殿より提供)
水蒸気導入型TG-DTA法を利用した反応解析
水を伴う熱化学反応全般の解析に用いることができます。
調湿雰囲気におけるプロセス条件設計、反応解析、物性評価など幅広く対応することができます。
また高速昇温炉も備えており、500℃/minで加熱することができます。
調湿雰囲気におけるプロセス条件設計、反応解析、物性評価など幅広く対応することができます。
また高速昇温炉も備えており、500℃/minで加熱することができます。
実績
- 炭素材料(高分子・石炭・バイオマス等)の
熱分解反応解析
ガス化反応解析
水蒸気賦活条件探索 - 微量試料(〜1mg)における
水の吸脱着測定 - 化学蓄熱材の
反応速度・反応熱評価

2016年12月現在
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- 環境化学プロセス研究部お問い合わせ(メールフォーム)