新機能性材料研究部

高分子材料の環境特性評価及び、環境特性改善に関する研究

●実使用環境(高湿、浸漬条件)下における材料物性を評価可能

●評価結果に基づくソリューションの提案と検証

背景

近年、高分子材料に求められる特性はますます厳しさを増しており、実使用環境下での材料物性はもちろん、長期的な材料物性変化(劣化)挙動を把握し、改善していくことが求められています

そのためには、実用環境を想定した条件での物性評価やそれに基づく材料開発を行う必要があります

本技術の特徴

環境特性の評価から、材料設計・材料調製に至るまで、一連した材料開発を提案します

環境特性の評価

●高湿・浸漬条件下での材料物性評価

 動的粘弾性測定(DMA) + 湿度制御装置、浸漬装置
 ⇒ 弾性率の湿度依存性、湿度膨張率、媒体への膨潤挙動

●材料の長期特性の評価

・長期環境試験 (高温高湿、浸漬条件)
  恒温高湿槽、浸漬装置にて
・各種物性評価

熱物性  ・・・  DSC、DMA
結晶性  ・・・  XRD、DSC
組成分析  ・・・  顕微ラマン、IR
ナノ構造  ・・・  TEM、AFM
光学特性  ・・・  偏光顕微鏡、UV-Vis
クロマトグラフィー  ・・・  GC-MS、TG-MS、GPC
その他多数分析機器


例1)高湿下での材料物性の変化

例1)高湿下での材料物性の変化 ※TA Instruments社様技術資料より
Nylon6の弾性率温度依存性の湿度との関係


例2)温水浸漬下での酸化防止剤流出挙動の分析

例2)温水浸漬下での酸化防止剤流出挙動の分析

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株式会社KRI 新機能性材料研究部 若林・荘所
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