二酸化炭素の固体化
●非常に簡便な手法で二酸化炭素を化学的に固体化することが可能
●従来技術と比べて、低エネルギー・低コスト化が可能
目的・背景
●従来の二酸化炭素の化学的固定化法 ; 高温高圧下での反応が必要

●目的;低温低圧下で一気に大量の二酸化炭素を固体化する
本技術の特徴
●特殊な塩基性触媒を用いることで、非常に簡便な手法かつ温和な条件で二酸化炭素を固体化します。

- 反応温度;室温〜100℃程度
- CO2圧力;常圧〜5MPa程度
- 安価な反応溶媒中での反応が可能
- 塩基性触媒も安価かつ毒性が低い
- ジアミン、メラミンなど種々の多価アミンを利用可能


本系で得られたポリ尿素の赤外吸収スペクトル
KRIからのご提案/今後の展開/期待される成果など
●今後、反応条件の最適化を行い、二酸化炭素固体化反応の応用利用について研究受託致します。
応用展開例;
- 多価アミンとCO2から新規機能性物質の創生
- アミン末端ポリマーの架橋反応 → ポリマーの耐熱性向上
- メラミン樹脂合成におけるホルムアルデヒド低減化
- お問い合わせ先
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- 株式会社KRI 新機能性材料研究部
TEL:075-322-6832
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