小型メタノール濃度センサ
燃料電池には、液状の燃料をスタックに直接供給できる直接メタノール型燃料電池(DMFC)があり、高分子電解質型燃料電池とは異なり、燃料改質器を用いないことから、小型化に有利である。
DMFCにおいては、アノード電極及びカソード電極に供給される燃料のモル濃度により、その運転効率に大きな差があり、安定かつ効率的な運転のため、燃料のモル濃度を適切に調整する方法が求められていた。
KRIはこの様な背景から、独創的なQCM技術シーズを基に、小型メタノール濃度センサの開発研究プロジェクトを提案する。
開発するメタノールセンサの目標仕様は下表の通りである。
本技術は、他の液体の濃度センサにも適用可能である。
目標仕様 | |
コスト | 低コスト(量産時に振動子、発振機、周波数カウンタ含む) |
サイズ | 10mm*10mm*2mmt程度 |
検出分解能 | 0.1% |
測定精度 | 0.2% |
測定範囲 | 0〜40% |
温度範囲 | 0〜60℃ |
- 本提案書のお問い合わせ先
- 株式会社KRI フェロ&ピコシステム研究部
担当者 藤井泰久
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