意匠性高機能樹脂の開発

① デザイン性を有するガラス代替を提案します!
② 次世代モビリティ:空飛ぶクルマの駆体樹脂を提案します!

目的・背景

  • ●ガラスは意匠性が良いが加工性が低く高温での成型が必要です。
  • ●金属駆体は強靭性は高いが重量が重く、エネルギーが多く必要なため軽量化が望まれています。
  • ●そこで新たな材料として、加工性をポイントに様々な意匠性機能を持った無溶媒型硬化樹脂の開発を行いました。

本技術の特徴

RSiO1.5を基本ユニットとするカゴ型ポリシルセスキオキサン(PSQ)の適用により、無機質の風合いを有する成形体を形成します。

耐熱性・耐環境安定性
無機シリカに類似した三次元架橋構造を持つPSQをベース材料として使用

加工性
PSQを主成分とし、有機モノマーとの共重合性付与により無溶媒型の硬化樹脂を形成

意匠性(意匠性付与材の分散)
PSQの R部に有機官能基を導入する事で各種フィラーへの親和性・分散性を付与


① ガラスライクデザイン
◆ガラスのような質感を持ち、加工性付与
◆ガラスのような高温成型加工が不要

②メタリックデザイン
◆金属のような質感と軽量化を両立

KRIからのご提案

  • ●デザイン性が求められる通信機器関連、ハウジング関連など様々な分野へのガラスライクな加工性を有する材料の展開提案します。
  • ●デザイン性樹脂による軽量化が求められる自動車関連、ハウジング関連など様々な分野への応用研究を提案します。

この内容に関するお問い合わせ

スマートマテリアル研究センター