安全性課題に対し、設計マージンやシステム安全率で対応するだけでなく、市場ニーズ(高エネルギー密度)にも応える解決策が必要です。
目的・背景
リチウムイオン二次電池を使用する製品の増加につれて、二次劣化などに伴う材料安全性の低下や経年時の安全性トラブルによる内部短絡系安全性トラブルが増加しています。
KRIからのご提案/今後の展開/期待される成果など
〔安全性メカニズム(トリガー)解析〕
- 〔新たに力を入れるべき開発要素〕
- ●発熱メカニズムの解析、主原因把握と抑止検討
・材料開発(Li吸収能向上、過充電時安定性向上)、電極・電池設計(熱容量、放熱)
・センシング⇒制御による安全性トラブルの回避 - ●異物混入による短絡、圧壊系事故による内部短絡耐性(セパレータ、電極、電池設計)
- ●電池開発時、採用時における実使用環境、経年劣化を想定した安全性の検証