電界紡糸法によるセパレータの直接成形によるLIB作成

  • ●リチウムイオン二次電池用セパレータはコストダウンのキーマテリアルです!
  • ● 電界紡糸法によるオンライン成形は、工程簡略化やセパレータへの機能性付与にも効果的です。

目的・背景

  • ●次世代LIB用セパレータには、コストダウン、耐熱性やシャットダウン性能等の改善要求
  • ●KRIでは、電界紡糸法によるポリマーナノファイバー不織布の形成技術を保有
  • ●成形性や機能性向上目的とした電解紡糸法セパレータ応用とインライン形成の可能性検討

本技術の特徴

  1. 1.電界紡糸法によるセパレータのオンライン成形
    • ・電界紡糸法により電極上に直接セパレータを成形可能
    • ・工程のシンプル化が可能
  2. 2.セパレータ直接形成LIBの特性
    • ・通常形成LIBと同レベルの充放電特性を維持

KRIからのご提案

  • ●電界紡糸法を用いた新規セパレータの設計・試作
    • ポリマー種選定の自由度アップ
      • ・耐熱性樹脂を使用による安全性改善
      • ・膜強度改善による多様な電池パック外装への対応の可能性が期待
    • セパレータ多層化・複合化による膜設計の自由度アップ
      • ・シャットダウン性能の改善(広い温度範囲への対応等)
  • ●新規セパレータを用いたLIBの組み上げやその充放電試験等の一連のLIB開発

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スマートマテリアル研究センター