アラミドの新規溶解・成形方法の開発

―成形性付与による各種新規用途への展開―

強酸、強アルカリを使用しない、簡便かつ安全な溶解、成形方法を開発
多様な形状付与性による新たな高強度、高耐熱材料への展開

先行技術

  • ●アラミド繊維は、高強度、高弾性率、耐熱性、耐薬品性等の特性を持ち、高機能性材料として様々な分野に使用されているが、これまでの方法では、硫酸液晶紡糸により生産され、等方的なフィルムを製造するのは困難であった。
  • ●等方的なフィルムが製造できれば、アラミドの応用が飛躍的に広がることが期待される。
  • ●KRIでは、等方的で成形性に優れたアラミド溶液とフィルムを製造できる新しい方法を開発した。

本技術の特徴

  • ■新規アラミド溶解法は、濃硫酸や濃アルカリを使用せず、安全且つ簡便にパラ系アラミドを溶解できる。
  • ■得られた溶液は優れた等方性、流動性と保存安定性を有し、成形や変性反応に好適である。
  • ■湿式成形法を利用することで繊維、不織布、フィルム、ビーズ等様々な形状形成が可能。

KRIからのご提案

 パラ・メタ系アラミドの溶解技術、形状付与性による新規な応用技術の開発、及び使用済みアラミド製品のリサイクル方法の開発を提案する。

  • ●PPTAフィルム(高耐熱フレキシブル配線基板)
  • ●PPTA多孔フィルム又は粒子(セパレータ、断熱材、電気絶縁材)
  • ●PPTA中空繊維の開発(断熱材)
  • ●PPTA不織布の開発(電気絶縁材、断熱材)
  • ●PPTAと窒化ホウ素の複合化(放熱材等)
  • ●使用済アラミド製品のリサイクル方法の開発

この内容に関するお問い合わせ

構造制御材料研究部