技術背景:構造の可逆制御で機能をコントロール
近年、物質の構造や形状を設計・制御することによる機能を創出する製品の開発が多く進められています。例えば、図1に示すような蓮の葉の特別な表面形状は、高い撥水性能を発現することが知られており、実際多くの製品に活用されています。また、このような形状・構造由来で制御可能な機能は、その形状・構造を変化することで機能スイッチングができることからも注目されています。 機能スイッチの方法はいくつかありますが、KRIは特にゴム系材料に磁性を組み合わせた永久磁石エラストマーに注目しています。永久磁石エラストマーは、外部磁場により形状を変化させられる技術であり、図2に示すような表面構造の変化......
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