有機無機ハイブリッド材料による液晶光配向膜の開発
技術背景
液晶ディスプレイ用の液晶配向方法はラビング方式が一般的でした。
しかし、ラビングにより静電気やダストの発生が懸念されるため、ノンラビングの配向方法の開発が待たれています。
その中で光配向方法は最も注目されています。
kri技術
kriでは、光機能性を有する有機無機ハイブリッド材料を開発し、有機部分には液晶の配向制御に必要な光反応性化合物を、無機部分には加熱処理により容易にシリカへ添加するポリシラザンを用いてハイブリッド化することで液晶の光配向を可能にしました。
【特徴】
- 高感度:メタクリル基などを粒子表面に修飾
- 高透明:粒径が非常に小さい(粒径が10〜20nm)
- 熱物性:配合技術により耐熱性や線膨張係数などを制御
研究展開例
- 光学部品
- 半導体レジスト
- mems
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- 株式会社KRI ナノ構造制御研究部
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