再生医療用のポリ乳酸足場材の開発

高強度、且つ、気孔率の高い生体吸収性足場材(軟骨再生用に実績)

目的・背景

再生医療には、生体組織を再生させるために、再生の足場となる3次元足場材が必要となります

◆足場材に必要な特性
・生体吸収性の素材
・連通性がある多孔体
・細胞の収縮力に耐えられる強度
・気孔率が大きい(ポリマー含量小)

◆従来材の特徴
・コラーゲン製足場材
 生体吸収性であるが、強度が小さい
・ポリ乳酸製足場材
 気孔率が小さい(90%>)

<本研究の目的>
 細胞の収縮力に耐えうる強度を有し、且つ、気孔率の小さい足場材を開発します

本技術の特徴

高強度、かつ、気孔率95%と高い足場材を作製
軟骨再生用に実績例あり

KRIからのご提案

お客様の求められる任意の足場材を作製いたします
  ●足場材の形状・・・円筒(チューブ)、円盤、直方体、円柱、その他、任意形状(ご相談) 
  ●細孔径の制御・・・数100mm〜数1000mmのサイズ 
  ●表面の特性を制御・・・表面の親水化処理、或いは、生体親和性処理の適用

      【特許5280707】

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スマートマテリアル研究センター