電気化学
デバイス研究部

電気化学デバイス研究部からのお知らせ

  • 2025.01.30 私たちKRIのYoutubeチャンネルに「ラボスケール〜量産化」まで対応している私たち電気化学デバイス研究部の動画を新しくアップロードしました。なかなかご覧いただけない工程映像をご覧いただけます。チャンネル登録もよろしくお願いいたします。
  • 2024.12.09 私たちKRIのYoutubeチャンネルに新しい動画をアップロードしました。普段ご覧いただけない実験風景などぜひこの機会にご覧ください。チャンネル登録もよろしくお願いいたします。

カーボンニュートラル 電気化学デバイス研究部にできること

20年以上にわたり磨き上げてきた電気化学プロセス開発の経験でお客さまのカーボンニュートラル実現に貢献します!

カーボンニュートラル実現のイメージ

電気化学プロセスについて

電気エネルギーと化学エネルギーを直接変換するプロセスで、温室効果ガスの排出量を削減できる低炭素化技術として注目されています。

電気化学プロプロセスについての説明 電気化学プロセス開発の概要

材料の探索から部材・デバイスの試作や評価試験まで幅広く対応しています。
電気化学プロセスの研究開発は、わたしたちにお任せください。

アニオン交換膜(AEM)型の電気化学プロセスと電解セルの開発

グリーン水素を利用するカーボンリサイクル技術の確立を目指し、電気化学的なCO₂分離・濃縮とCO₂変換デバイスの開発を進めています。

アニオン交換膜(AEM)型の電気化学プロセスのイメージ

電気化学的なCO₂分離・濃縮やCO₂変換の効率向上には、反応場を制御する為のセル設計が必要になります。

アニオン交換膜(AEM)型の電解セルのイメージ

過電圧分離解析によるAEM型水電解向け電極の効率向上

再生可能エネルギーの利用による水素製造技術として
注目のアニオン交換膜(AEM)型水電解電極開発に取組んでいます。

過電圧分離解析によるAEM型水電解向け電極の効率向上の説明

I-V 特性の過電圧分離解析手法を取り入れることで開発を着実に進めることができます。こちらの実施例では、
スラリーを改良した電極により効率向上を実現しました。

大型・商用モビリティ(HDV)向け燃料電池(PEFC)の高温特性評価

2050年のカーボンニュートラル達成をめざして、水素の活用先として大型・商用モビリティ(HDV) への燃料電池の適用が世界中で活発化しています。
HDV向けPEFCの長寿命化には高温下での特性や劣化挙動を把握することが肝要です。

大型・商用モビリティ(HDV)向け燃料電池(PEFC)の高温特性評価の説明

高性能・高耐久化MEAの開発に必要な120 ℃ における実力値の把握と、過小評価しない評価解析技術をご提案します。

燃料電池/電解の電極開発

電気化学プロセスでは反応場と電極構造の設計が重要です。

燃料電池/電解の電極開発の説明

電解における反応生成物の選択性は、触媒種の選択に依存します。さらに、反応が起こる電極の環境にも大きく影響を受けます。(環境:pH、親疎水性、ガス拡散性など)
生成物に適した試作プロセス評価手法の選択が開発の鍵となります。

電極開発における分散プロセス

触媒毎に適した分散処理を施し、触媒利用率を高めます。

電極開発における分散プロセスの説明

分散メカニズムをベースに、分散強度や分散時間等のパラメータをコントロールし、触媒粒子が均一に分散されたスラリーを作製します。

燃料電池/電解用電極の量産化技術

ラボスケールにおけるMEA開発から性能評価解析の経験を活用し、用途・スペックに合わせた量産化電極製造における電極開発を提案します。

燃料電池/電解用電極の量産化技術の説明

KRIでは、燃料電池/電解デバイス用の膜電極接合体(MEA)のラボスケールでの開発技術をベースとし、量産化における生産技術の先行開発の検討まで対応できる体制が整っています。