天然資源を有効活用した無機有機コンポジット材料の開発 (断熱材への応用)
目的
卵殻は天然由来の炭酸カルシウムである。しかし、硫黄成分を含むため臭気が問題となるため、動物のエサや肥料として利用される程度で、その多くは廃棄されている。卵殻を形成する炭酸カルシウムは多孔質であり、断熱材として期待でき、廃材の有効活用ができる。これをセルロースナノファイバーと組合せることで天然素材の断熱材を作製することを目的とした。
本技術の特徴
1.天然資源の有効利用
- ・卵殻やセルロースナノファイバーなど天然素材の有効利用。
- ・セルロースナノファイバーと組合せる無機フィラー次第では、断熱材から放熱材まで作製可能。
KRIからのご提案/今後の展開/期待される成果など
- ●多孔質材料の用途開発
- ●天然素材を利用した断熱・放熱材の開発