- ◆樹脂の種類によりCNF(セルロースナノファイバー)の表面修飾官能基を設計し、様々な樹脂への分散が可能
- ◆CNFと複合化することにより熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂の熱安定性を向上
ポリ乳酸との複合化
グリーンコンポジットの開発を目的とし、ポリ乳酸とアシル化修飾CNFの複合化により、ポリ乳酸の軟化温度は、150℃まで向上。
PMMAとの複合化
PMMAにアシル化修飾CNF5%を分散させることにより、軟化温度を30℃以上上昇させるだけでなく、高い透明性を維持することが可能。
エポキシとの複合化
アシル化修飾CNFは、熱硬化性樹脂にも分散でき、添加量を制御することによりエポキシ樹脂の線膨張係数を20ppm/℃m以下に低減。