- ●10年以上の研究実績からクライアント様の用途に応じた修飾セルロースナノファイバーを設計・合成します。
- ●溶媒や樹脂などのマトリックスに親和性の高い修飾置換により分散性を向上させます。
目的・背景
- ●セルロースナノファイバー(CNF)は軽量な天然素材であり強度や弾性率にすぐれ、低線膨張係数やチキソ性の特徴も有し多くの応用が期待されていますが一部を除いては実用化はなされていません。
- ●KRIでは用途に応じたCNFのデザインと合成を行いマトリックスへの分散性や成型性を向上させ目的の特性を発現させる研究開発のご提案をいたします。
本技術の特徴
1.KRIはオリジナル技術としてCNFの製造法や応用について10件以上の特許出願をしています。
・親水性から疎水性まで用途に合わせて修飾CNFを設計し合成できます。
2.CNFの特徴
・高いアスペクト比と高結晶化度、修飾種により耐熱性の向上
・修飾官能基の選定により親水性から疎水性媒体への分散が期待できます。
KRIからのご提案/今後の展開/期待される成果など
- ●インキや塗料など溶液への分散
- ●樹脂への補強(熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂)
- ●機能性無機材との複合化
放熱シート、断熱シート、ガスバリアシート等