硫酸エステルCNFの製造及びその特性

  • ●繊維径5-10nmの硫酸エステル化修飾CNFの安価な合成方法
  • ●機械強度・粘度・チキソトロピー性が高い
  • ●工業、化粧品、食品、医療分野への応用が期待できる

目的・背景

  • ◆KRIは、TEMPO酸化CNFとリン酸エステルCNFに続く第3のシングルCNF(セルロースナノファイバー)として、酸エステルCNFとその製造方法を独自開発した(図1)。
  • ◆この硫酸エステル化CNFは、結晶性が高く、補強・増粘以外に、バイオヘルスケア材料としての応用も期待できる。

本技術の特徴

■パルプからCNF (図2)への変換率は、ほぼ100%

■保湿性、粘度、チキソトロピー性が高い(図3)

■フィルム状で、高透明性(光透過率90%以上)と高機械強度を実現(図4)

■乳化安定性や界面活性剤効果が高い(図5)。

KRIからのご提案

本技術に関しては、下記の3つのプロジェクトを募集中

  • ①製造方法の情報開示プロジェクト
  • ②CNFを使用した応用開発プロジェクト
  • ③CNFのサンプルワーク
  • 特許出願済

この内容に関するお問い合わせ

スマートマテリアル研究センター