KRIは評価目的に応じ、材料評価では適切な電極設計、部材評価では標準電極を選定しています。
目的・背景
電極作製技術は、電池・キャパシタ性能の生命線であり、その開発過程で最も多くの時間、労力を費やし検討され、そのすべてがノウハウといっても過言ではありません。
これらの技術が不十分であると、優れた電池材料・部材の特性を引き出せないだけでなく、その材料・部材を捨ててしまう可能性もあります。
評価報告における電極組成・物性の開示
- ●電池材料・部材評価は、電極組成(種類、導電材量、バインダー量)、電極物性(密度、気孔率、厚み、電気伝導度、強度等)により、大きく左右されます。
- ●KRIでは、評価に用いた電極組成、電極物性を明らかにし、より精度の高い評価結果及び考察をご提供することが可能となります。
- ●電極組成、電極物性値は報告時、クライアント様に可能な限り開示しております。
標準電極ラインナップ
- ●3タイプの標準電極
- ・TypeA:Mobile用途向け評価用(N-EDG01、 P-EDC01等)
- ・TypeB:PHEV用途向け評価用(N-ERG01、 P-ERF01等)
- ・TypeC:HEV用途向け評価用(N-HRG01、 P-HRN01等)
電極仕様
より材料・部材性能を引き出す電極設計(カスタム設計も対応可能)
KRIからのご提案
- ●リチウムイオン電池の目的・用途により、電池設計の多様化
- ●各電池設計に対する要求性能への対応が不可欠
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- ●評価用電極(3タイプ)の標準化
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- プロジェクトへの適用を開始