“棄てるものから有用物質を取り出す技術”
廃棄物由来のアミン類と二酸化炭素との反応を利用して、二酸化炭素の新しい貯留・廃棄方法を提案します
目的・背景
●背景:一般的なCO2の廃棄方法や利用方法
廃棄方法;海底地下貯留
⇒大量のCO2に対応できるが設備投資等にコストがかなりかかる
利用方法;ジアミンやエポキシドとの反応によりポリマー化
⇒CO2と同量の大量のジアミンやエポキシドが必要⇒大量のCO2に対応出来ない
●目的
エネルギー負荷の小さい条件(常温・常圧)で大量の二酸化炭素を固体化させ、貯留・廃棄等に利用する
本技術の特徴
非水系溶媒中でアミンと二酸化炭素を反応させることでポリ(カルバミン酸塩)として固体化できる
①シンプルな反応系(常温・常圧でアミンと二酸化炭素を反応させるだけで固体化できる)
②種々のアミンを利用できる(1、2級アミンであればモノアミン、多価アミンを問わず反応させることが出来る)
特許6099413