超微小硬度計による薄膜・粒子の機械特性評価

これまで測定が困難であった薄膜・粒子の定量的機械特性評価が可能です。

本技術の特徴

ダイナミック超微小硬度計による『硬・軟・薄・小』サンプルの硬さ・弾性率などの機械特性の評価が可能になりました。具体的な数字データの提示により、材料特性へのフィードバックによる新規材料開発・応用展開の可能性の提示、提案が可能になります。

測定原理

3角錐圧子を試料に押し付け、圧力-変形量曲線から、硬さや弾性率、塑性変形量等を計算します。

測定対象

  • 硬い材料:金属、セラミック、ガラス
  • 軟らかい材料:高分子、ゴム
  • 薄膜:コーティング膜、メッキ層、表面変質層
  • 異型材料:ファイバー、微粒子、チューブ

測定例

サンプル形状が限定されている
引っ張り試験できないなどの

(1)塗膜、(2)薄膜、(3)粒子(4)成形体(5)微小物

の機械特性の評価が可能です。

この内容に関するお問い合わせ

スマートマテリアル研究センター