- ●リアルカラーで全画面に焦点があった画像を取得します。
- ●長期観察に対応可能。外観変化のタイミングを見落としません。
目的・背景
- ●所定時間ごとのサンプルリングでは、外観変化が開始するタイミングを見逃す場合がある。
また、試験中と観察時の雰囲気が異なると、観察中にサンプルが変性する場合もあるため、in-situ 観察が望ましい。 - ●白色共焦点顕微鏡は、雰囲気制御(液中/気中、高温、低温)セル内のサンプルをガラス越しに観察し続けることができる。
本技術の特徴
●白色共焦点顕微鏡の利点
- 1.リアルカラーの画像
- ・色変化を伴う反応観察
- 2.全視野に焦点が合った画像
- ・凹凸のあるサンプル
- ・反応に伴う膨張収縮の観察
- 3.数十倍〜1800倍の倍率
- ・数mm視野から数μmの粒子まで、サンプルに応じた倍率設定
- 4.雰囲気制御セル内の反応観察
- ・ガラス越しにサンプルの画像取得
- ・液中/気中、高温/低温での観察
- 5.長期間の連続観察
- ・安定性が高い躯体で位置ずれなし
- ・長期的な経時変化を観察可能
KRIからのご提案
- ●電気化学反応の in-situ 観察:結晶成長、腐食
- ●充放電反応に伴う電池材料変化観察:膨張収縮、変色
- ●金属の腐食(孔食、変色)反応解析:腐食電位との相関。pHや温度等環境の影響検証
- ●高温/低温環境での観察:形状変化や変色観察