- ■フリースペース法によるミリ波吸収遮蔽特性の評価
- ■KEC法による電界/磁界シールド評価
- ■マイクロストリップライン法による電磁ノイズ抑制効果の評価
背景
- ●ミリ波レーダー、監視用ミリ波センサーや次世代モバイル通信(5G)などミリ波の利用が拡大しています。
- ●モバイル電子機器は、多くの部品が高密度に実装されており、設計段階では予測の難しい様々な電磁干渉が生じ、外部へのノイズ輻射や内部での誤動作を引き起こす恐れがあります。
- ●ワイヤレス給電では、電磁誘導方式の他に伝送距離を長くとれる磁界共振方式の研究開発が活発に行われています。
評価の特徴
フリースペース法
ミリ波(18GHz〜110GHz)の吸収・遮蔽特性を評価します。
サンプルサイズ
10cmx10cm以上
KRIからのご提案/評価方法
KEC法
100kHz〜1GHzの近傍界のシールド効果を、電界と磁界に分けて評価します。
サンプルサイズ
10cmx11cm以上
マイクロストリップライン法
電子回路基板を模擬したマイクロストリップラインに信号を流し、その時の信号の減衰量から電磁ノイズ抑制効果を評価します。
(測定周波数100MHz〜10GHz)
サンプルサイズ
5cmx10cm以上
KRIからのご提案/今後の展開/期待される成果など
目的に応じた評価方法で電磁波の吸収・遮蔽について評価、開発を行っています。
- ●提供される電磁波シールド材料(シート)の評価
- ●提供されるナノカーボン材料や各種材料をフィラーとしたシートの作製および評価
- ●材料合成を含めた総合的な開発までご要望にお応えいたします。