CO₂を資源に変える触媒プロセス

CO₂とグリーンH₂を原料とした触媒プロセスにより、カーボンリサイクルを実現します。プロセス開発には、発熱による温度上昇を制御することがポイントとなります。

CO₂を有効利用可能な化学製造プロセス

基礎データの取得とスケールアップ

温度制御反応リアクター

 熱媒循環による温度制御方法により触媒層の温度分布を均一化し、安定した反応温度条件で基礎データを取得することが可能です。

  •  熱媒温度は最高350℃まで対応可能です。
  •  熱媒の入口/出口温度、熱媒流量を計測することで熱回収設計に活用することができます。
  •  入口ガスには、2段目反応を想定したガスを流通することも可能です。(CH₄やCO,H₂Oを含むガス)

スケールアップ検討

 ラボスケールの基礎データをもとにプロセス設計をサポートします。また、ベンチスケールの評価装置を作製し、実験検証することも可能です。

  •  連続運転試験にも対応可能です。
  •  CO₂有効利用プロセス以外にも、BTX生成プロセスや水素化反応プロセスなどの受託実績があります。

この内容に関するお問い合わせ

環境化学プロセス研究部