保有装置

二次電池分野(エネルギー変換研究部/次世代電池研究部)

電池・キャパシタ研究開発装置

二次電池分野では蓄電デバイス・システム開発に必要な各種設備を保有しています。これら設備の内主要なものにつきましては、ご相談により、見学対応も実施しております。

電池・キャパシタ材料合成用電気炉

二次電池分野では、各種電池・キャパシタ材料(正極材料、負極材料:ポリアセン系材料、炭素材料)の熱反応による合成が可能です。
①温度:Max.1700℃
②雰囲気:N2、Ar、O2、O2/N2、真空等

風力分級機

二次電池分野では、クライアント様電池・キャパシタ用材料及び当部で粉砕した材料の粒度分布を調整することが可能です。
(100g〜数Kg)

レーザー回折式粒度分布装置

二次電池分野では、電池・キャパシタ材料の粒度分布を測定可能です。

細孔分布測定装置(QSDFT法対応)

二次電池分野では、電池・キャパシタ用材料の、BET比表面積測定、等温吸着曲線測定による細孔解析が可能であり、電池・キャパシタ特性(容量、内部抵抗)と細孔構造との関連を研究しています。

元素分析装置(CHNSO)

二次電池分野では、ポリアセン系材料、有機材料〜炭素材料、無期材料/有機材料の、有機(CHNSO)微量元素分析が可能です。

各種混合・混練・分散装置

各種混合・混練・分散装置

二次電池分野では、塗布電極試作に必要なスラリー等の、混合・混練・分散が可能です。
①混合量:10g〜5Kg
②種類:プラネタリーミキサー、自公転型混合・脱泡機、薄膜旋回型高速ミキサー、ディスパー、ロール混練装置等多数

連続電極塗布装置

連続電極塗布装置

二次電池分野では、連続塗布電極試作(正極、負極)が可能です。また、ドライ雰囲気での塗布も可能です(ドライルーム内試作)。

ロールプレス機(冷間、熱ロール)

ロールプレス機(冷間、熱ロール)

二次電池分野では、各種ロールプレスを用い、設計密度(気孔率)、厚みへの電極プレスが可能です。また、ドライ雰囲気でのプレスも可能です(ドライルーム内試作)。

ドライボックス(Ar)

ドライボックス(Ar)

二次電池分野では、水分1ppm以下(露点-80℃以下)の不活性雰囲気下(Ar)で、電池、キャパシタ評価用KRI基礎評価セルの試作や分析サンプルの調整が可能です。
(600℃までの真空乾燥による脱水可能)

ドライルーム(低露点)

ドライルーム(低露点)

二次電池分野では、ドライエアー(露点-75℃以下)が供給可能な低露点ドライルームを保有し、電池・キャパシタの試作、分析の他、ドライ雰囲気での電極試作も可能です。プリドープ技術開発、次世代電池・キャパシタ技術研究に対応した設備です。

円筒型電池試作設備

二次電池分野では、18650型等の円筒型電池、キャパシタが試作可能であり、実用電電池系での研究開発、評価を実施しています。

ラミネート型電池試作設備

二次電池分野では、小型から大型のラミネート型電池が試作可能であり、実用電池系での研究開発、評価を実施しています。

レーザー溶接機

二次電池分野では、レーザー溶接による電池封口が可能です。ハード電槽を用いた薄型ノート型電池等の試作を実施しています。

各種充放電試験機(max.200A):200ch

二次電池分野では、各種充放電試験機を用い、電池・キャパシタ研究開発、評価(寿命評価等)を実施しています。
①定電流、定電力、パターン充放電、パルス充放電等各種充放電可能
②μA〜200Aの充放電が可能

高電圧精度充放電試験機:160ch(電流休止法対応)

高電圧精度充放電試験機:160ch(電流休止法対応)

二次電池分野では、電池・キャパシタの入出力特性を計算可能な電流休止法抵抗測定(計算・解析ソフト付属)、高速データサンプリング等が可能な先端充放電試験機を用い、電池・キャパシタ研究開発を効率的に実施しています。

各種恒温・恒湿槽

二次電池分野では-40℃〜100℃までの温度における電池・キャパシタ評価(小型〜大型)が可能でです。

電気化学、インピーダンス測定装置

二次電池分野では、交流インピーダンス測定(1MHz〜10μHz)、サイクリックボルタモグラム等、電池・キャパシタ研究開発に必要な各種電気化学的評価・解析実施しています。

安全性試験装置

安全性試験装置

二次電池分野では、電池・キャパシタの規格安全性試験他、限界試験、独自安全性試験等を通じて、安全性及びそのメカニズム解析を実施しています。京都地区ラボ内の安全性試験装置では10Wh以下の電池・キャパシタの試験が可能です。

大型電池安全性評価・解析設備

大型電池安全性評価・解析設備

二次電池分野では、大型電池の規格安全性試験他、限界試験、独自安全性試験を通じて、安全性及びそのメカニズム解析を、大阪地区の専用大型電池安全性評価・解析設備で実施しています。