保有装置

スマートマテリアル研究センター

マイクロ波合成装置

マイクロ波合成装置

マグネトロンで発生するマイクロ波を、導波路を通じて反応容器に伝達させるシングルモード方式を採用しているために、熱電対を用いて反応温度を制御でき、反応に利用される熱量を正確に制御することができます。

ソルボサーマル装置

ソルボサーマル装置

容量0.3L, 圧力上限30MPa, 温度上限400°Cのオートクレーブです。水熱反応やソルボサーマル反応を行い、金属酸化物、複合金属酸化物並びに金属などの微粒子を合成できます。撹拌も可能です。

パルスBHトレーサ

パルスBHトレーサ

室温から200℃までの磁石特性を評価する最大8Teslaのパルス高磁場BHカーブトレーサです。公平中立の場で国際標準規格IEC、JIS規格に準拠した測定方法にて委託試験業務を実施しております。

SPG膜乳化装置

SPG膜乳化装置

均一細孔を持つ多孔質部材に液体を透過させ、別種の液体の中に粒径が均一な液滴を生成分散させることが可能な乳化装置です。液滴を固化させれば、セラミックスやポリマーの均一粒径粒子を造ることも可能になります。

インクジェットプリンター(プリント)

インクジェットプリンター(プリント)

ピコリットルの液滴を吐出することで描画する印刷法です。ナノ粒子の分散やインク特性(粘度、表面張力など)の調整が重要です。本機では吐出性や描画性を確認しながらインクの開発を行うことができます。

自動滴定装置

自動滴定装置

電気化学センサを用いた終点検出と電動ビュレットを用いて測定を行うため、高精度な測定が可能です。適応した電極と滴定液を用いることで、中和滴定、酸化還元滴定、電導度滴定などさまざまな測定が可能になります。

高感度VSM(振動試料磁力計)

高感度VSM(振動試料磁力計)

試料を約60Hzの交流で振動させ、周囲に配置したJコイルで誘起する起電力を測定します。  起電力と磁化との関係式を基に、磁気モーメントを検出します。磁化の感度が非常に高く、常磁性、反磁性、液体、紛体、薄膜など微小な試料測定が可能です。低温(液体窒素)〜900℃までの測定が可能です。

ラボプラストミル

ラボプラストミル

10gスケールで熱可塑性樹脂ナノコンポジットの試作ができます。スクリュー構成変更による強練り/弱練り切替、400℃近傍での混練、混練プロセスの可視化にも対応でき、開発初期の検討を効果的にアシストします。

動的接触角・表面張力測定装置

動的接触角・表面張力測定装置

塗布や洗浄のような、液体と固体の界面が動いている場合を想定した「動的」な状況での接触角の測定(拡張/収縮法 )や液滴の「滑りやすさ」「付着力」などの測定(滑落法)が可能です。

流通式反応装置

流通式反応装置

室温〜500℃、常圧〜40MPaまでの制御が可能です。配管の材質を工夫することにより、超臨界水などにおける検討も可能になる他、流通式ゆえにプロセスが緻密に制御可能となります。(自作)

テスラメータ(ガウスメータ)

トランスバース型の微小プローブにより表面磁束密度を測定します。

電界紡糸装置

電界紡糸装置

電界紡糸によるナノファイバー試作ができます。特に本機では>100℃の加熱・保温能力、多様なコレクタ形状対応、雰囲気制御、電界制御等の条件変更幅が大きく、有機〜無機までの多様な原料組成を検討対象とできます。

スーパーマスコロイダー

スーパーマスコロイダー

石臼式の超微粒摩砕機です。ほかの粉砕方式に比べ、粒度分布の幅がシャープな微粒子が得られます。CNFの解繊にも応用できます。

ウルトラアペックスミル UAM015

ウルトラアペックスミル UAM015

・0.015mmビーズ対応ビーズミル
・ナノ分散可能・連続分散処理可能
・少量サンプル処理可能

フラックス測定装置

着磁された磁石の磁化状態を総磁束量という簡便な方法で測定します。 測定の際には、磁石のサイズに合うサーチコイルが必要となります。

TG-DTA/MS

TG-DTA/MS

TG測定で発生するガスをオンラインで質量分析します。発生ガスの種類や量を温度変化に対してリアルタイムにモニターし、吸着水の揮発挙動や物質の熱分解挙動、表面修飾剤の量等の情報を得ることができます。

二軸混練機

二軸混練機

スクリュー外径26mmΦ、L/D=64の小型二軸混練機(東芝機械製TEM-26SX)です。各種コンポジット、ポリマーアロイなどのコンパウンド検討を小スケールから、中量試作まで実施可能です。
吐出量 : 1kg/h 〜 数10kg/hまで対応可能
その他 : 真空ベント2カ所、液添可能(要相談)

呼気分析用ガス混合器

アセトン、アンモニアなど呼気中の微量成分7種類をppmオーダーで任意に混合できるガス混合装置です。

FT-IR/NIR

FT-IR/NIR

近赤外光の吸収スペクトルの測定は、OH基のピークを水のピークと分離して解析する際に有効です。中赤外光では、透過法、1回反射ATR法、拡散反射法の測定から、バルクや表面の結合情報を得ることができます。

小型射出成型機

小型射出成型機

数十gから成形可能な小型の射出成型機です。
400℃までの成形温度、200℃までの金型温度が設定可能であり、
射出速度や射出圧、VP切り替え位置なども細かく制御可能です。
対応試験片;
多目的試験片 タイプA12.22(JIS K 7139)
短冊試験片 タイプB1の厚み1/2

真空ホットプレス機

真空ホットプレス機

最大16kNの加圧が可能な4軸の真空ホットプレス機です(常温〜400℃)。雰囲気を真空にできるため、シートの張り合わせ、泡加味の無い均質なシートサンプルの作成などが可能になります。(テスター産業(株)製 SA−501)

原子間力顕微鏡(AFM) MFMモード

原子間力顕微鏡(AFM) MFMモード

先端に磁性コートしたプローブをサンプルに近づけることにより、磁気力と表面形状を検出することができます。 着磁した試料、脱磁した試料の磁区観察ができます。  試料に磁場を印加して観察することも可能です。

NMR

NMR

JEOL GSX270 JEOL JNM-ECA400 溶液、固体での多核および二次元測定 低周波数核測定(溶液での73Ge・25Mg・47/49Ti等) DOSY:拡散係数測定による多成分系のスペクトル分離 ROSY:緩和時間測定による多成分系のスペクトル分離 広温度範囲の測定に対応(固体:-100℃〜100℃,溶液:-100℃〜180℃) 緩和時間測定、固体表面の結合状態解析、縮合や加水分解等の反応進行状況追跡、電池材料のLi状態解析など

二軸延伸機

二軸延伸機

最小30mmのフィルムを100mmまでの二軸延伸が可能です(常温〜200℃)。最大の延伸倍率は3.3×3.3であり、延伸による力学物性、光学特性などへの影響を評価する際に利用可能です。((株)井元製作所製)

電界放射形走査電子顕微鏡(FE-SEM/EDX)

電界放射形走査電子顕微鏡(FE-SEM/EDX)

電子銃に電界放射形電子銃を用いたSEMで電子ビームを7細く収束することが可能なため、非常に高分解での観察が可能となります。試料にもよりますが、最大20万倍くらいまで可能です。 併設のEDSで同時に元素分析も可能です。

ダイナミック超微小硬度計

ダイナミック超微小硬度計

微小な圧子を使い、負荷と押しこみ深さの関係をリアルタイムに計測し表面物性を評価できます。 金属材料、薄膜,表面処理層,微小電子部品,プラスチック、ゴム、セラミックスなど、あらゆる材料の表面物性評価が可能です。 ISO14577-1(計装化押し込み硬さ試験)におけるマルテンス硬さ、押し込み弾性率、仕事量、クリープ評価に対応しています。

ラボニーダーミル

ラボニーダーミル

室温〜280℃までのバッチ式の溶融混練装置です(容量100cc)。不活性ガスのパージ、液添などの操作も可能であるため、混練に用いるサンプル原料が少ない場合に用いることができます。((株)トーシン製)

電子顕微鏡 SEM/EDX

電子顕微鏡 SEM/EDX

熱電子銃を用いた汎用型のSEMです。 低真空モードもついており、高真空にもっていくことにより破損するおそれのある試料などの観察に向いています。 併設のEDSは大面積の検出器がついており、非常に感度良く元素を検出できます。

粒度分布/ゼータ電位計

粒度分布/ゼータ電位計

ナノ粒子(0.6nm〜)分散液の粒径分布を動的光散乱法により測定します。また、同一分散液でゼータ電位測定を行うことも可能で、粒子の分散安定性の評価に活用できます。

示差熱熱重量同時測定装置(TG-DTA)「日立ハイテクサイエンス社製STA7200」

示差熱熱重量同時測定装置(TG-DTA)「日立ハイテクサイエンス社製STA7200」

本装置は物質への熱の出入りを測定する「示差熱分析(DTA)」と重量変化を測る「重量変化(TG)」を同時に分析できる熱分析装置です。測定温度範囲は室温から1100℃、TG範囲は±400mgまで可能です。また、高感度であるためμgまでの重量変化(TG)分析にも対応できます。高分子、無機、医薬品材料の熱分解、酸化、還元、耐熱、結晶化、融解、水分量、灰分の定量、反応追跡に用いる事ができます。

ホモジナイザー(CLEAMIX)

ホモジナイザー(CLEAMIX)

せん断速度からのスケールアップを容易に可能とする液-液せん断力を用いたラボスケールでの各種検討が可能です。具体的には、ナノスケールでの微粒子分散操作、乳化が可能になります。(エムテクニック(株)製)

超深度カラー3D形状測定顕微鏡(レーザー顕微鏡)

超深度カラー3D形状測定顕微鏡(レーザー顕微鏡)

短波長で直進性のよいレーザーを試料に照射して反射する像を得ます。 結像位置にピンホールがあるため、散乱光の少ないコントラストの高い画像が得られます。高さごとの反射画像を積算するため、最終的に3D画像として画像を取得することが可能です。

比表面積/細孔分布測定装置(Ar/CO2/N2ガス対応)

比表面積/細孔分布測定装置(Ar/CO<sub>2</sub>/N2ガス対応)

粉体のBET比表面積、マイクロポア(0.4nm)〜メソポア領域の細孔分布をガス吸着法により測定します。N2、Ar、CO2ガスの他、水蒸気吸着等温線の測定も可能です。

凍結乾燥機

凍結乾燥機

トラップ冷却温度が-80°Cの凍結乾燥機です。乾燥過程でのサンプルの組織変化の防止、多孔質材料の調製、溶剤の除去などが可能になります。(東京理化器械(株)製 FDU‐2200型)

デジタルマイクロスコープ

デジタルマイクロスコープ

通常の顕微鏡の接眼レンズの代わりに、カメラを搭載しモニタに拡大像を映し出します。高解像度、広視野の画像作製ができます。粒子解析などもできます。

ガス循環式グローブボックス/マルチチャンネルポテンショスタット/ガルバノスタット

ガス循環式グローブボックス/マルチチャンネルポテンショスタット/ガルバノスタット

不活性雰囲気(Ar)下で化学合成やデバイス作成を実施、大気に非接触なまま評価することが可能です。Li二次電池などの水や酸素、窒素の影響を受ける材料評価に有用です。また、各種化学分析用の試料作成にも有用です。

恒温高湿槽

恒温高湿槽

5°C〜85°C/40〜95%RHの範囲にて制御可能な恒温恒湿器です。本装置を利用することにより、サンプルの状態調製、樹脂の長期特性評価、水蒸気透過度測定などが可能です。(エスペック(株)製 LHL‐113)

透過型電子顕微鏡(TEM)

透過型電子顕微鏡(TEM)

厚さ100nm以下の薄く切った試料に電子線を透過させて、試料を透過、散乱した電子線情報により、試料情報を得ます。 微細組織観察に優れます。

ラマン顕微鏡

ラマン顕微鏡

固体・液体の試料から生じたラマン散乱光をスペクトルに分光して分析することができます。

カールフィッシャー水分計

カールフィッシャー水分計

液体の含水量をその場で、迅速に測定する分析装置です。アルコール系、エーテル系、アミド系などに加えて、ケトン系の液体も測定可能です。電量滴定法ですので微量(10μg〜)な水分を精度よく測定できます。

ダイナミック超微小硬度計

ダイナミック超微小硬度計

微小な圧子を使い、負荷と押しこみ深さの関係をリアルタイムに計測し表面物性を評価できます。 金属材料、薄膜,表面処理層,微小電子部品,プラスチック、ゴム、セラミックスなど、あらゆる材料の表面物性評価が可能です。 ISO14577-1(計装化押し込み硬さ試験)におけるマルテンス硬さ、押し込み弾性率、仕事量、クリープ評価に対応しています。

マイクロトラックUPA

マイクロトラックUPA

・動的光散乱方式粒度分布測定機
・測定可能範囲:3nm〜6μm
・測定可能濃度:数ppm〜数%
・測定可能溶媒:制限なし

接触角計

接触角計

物体に液滴を落着させ、接触角から濡れ性や親水性、疎水性などを評価することができます。表面改質、塗装、コーティング膜の評価などに使用されます。

蛍光分光光度計

蛍光分光光度計

日本分光社製FP-6500。発光材料の励起と蛍光スペクトルを測定します。測定波長範囲は220〜750nmまで、S/N=200以上となっています。測定用フォルダーは粉末、液体に対応しています。

フローテスター

フローテスター

室温+20℃〜400℃まで測定可能な定荷重押出し形細管式レオメータです。一定温度での測定、昇温過程での測定の二種の測定モードが選択でき、樹脂の流動特性の評価が可能です。((株)島津製作所製 CF-500D)

ガスクロマトグラフ(GC)

ガスクロマトグラフ(GC)

溶液・ガス中の成分の定性・定量をppmレベルで行うことができます.

サーモグラフィー

サーモグラフィー

物体から放射される赤外線エネルギーを、レンズによって赤外線検出素子に結像し、電気変換された値をデジタル演算処理して温度に変換しています。放熱や断熱の効果を簡易的に直視できます。

ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)

ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)

各成分を分離し、質量分析計で定性・定量を行います。気化しやすい化合物の同定・定量を高感度で行える分析手法です

遊星ボールミル

遊星ボールミル

粉末用ポットの公転と自転を利用して効率よく粉末を処理するミル装置です。乾式では主に粉砕を、湿式は主に分散を効率よく行います。ポットとボールの材質やボール径により粉砕の度合いを調整します。

動的粘弾性測定装置

動的粘弾性測定装置

高分子材料などの粘弾性を評価する装置です。湿度制御や浸漬状態での測定も可能で、材料物性を幅広い環境下で評価することもできます。フィルムやシートなど様々な形状のサンプルにも対応できます。

GaussView

GaussView

量子化学計算Gaussianの入力ファイル作成、出力ファイルの解析が可能です。作成した入力ファイルは大型計算機により高速かつ高精度なシミュレーションが実施できます。有機分子、金属錯体から周期系の高分子、無機材料を対象にスペクトル予測、材料物性予測、反応メカニズム解析などが可能です。実験と理論の両面からのサポートで、研究開発の合理的設計や開発指針の立案に役立てます。

示差走査熱量計(DSC)「Discovery DSC」

示差走査熱量計(DSC)「Discovery DSC」

-80℃〜550℃の温度範囲にて一定の熱を与えながら、試料の状態変化に伴う吸熱、発熱反応の測定が可能です。DSCでは、材料が溶融する際の融解現象に限らず、ガラス転移温度のような相転移や結晶化挙動、比熱などを把握することが可能です。
※)温度変調DSCとしての利用も可能

マイクロスコープ(RH-2000, HiROX社製)

マイクロスコープ(RH-2000, HiROX社製)

反射、透過モードにて35〜5000倍(光学倍率で最大140倍)までの観察が可能。各種照明モード、偏光観察に加え、3D観察をも可能にした高機能なマイクロスコープです。

周期加熱型熱拡散率評価装置「サーモウェーブアナライザTA3」

周期加熱型熱拡散率評価装置「サーモウェーブアナライザTA3」

周期加熱法による熱拡散率の測定を行う装置であり、薄膜およびフィルムの熱拡散率測定を得意とします。また、サンプルの面内および厚み方向の3軸方向の熱拡散率の測定や、厚み方向に関しては、マッピング測定も可能である他、室温〜300℃までの温度範囲での熱拡散率の測定を可能とします。
※)有機フィルムからダイヤモンドまで非常に広範な材料の測定が可能

AC/DC耐電圧試験機

AC/DC耐電圧試験機

AC/DC10kVまで印加可能な電子機器・電子部品の耐電圧試験機です。印加電圧の設定や手動による昇圧が可能であり、電圧印加時の漏れ電流値の測定もできるため、各種規格に合わせた評価ができます。 また、必要に応じて空気中や油中での評価も可能です。(菊水電子工業TOS5101)

超絶縁抵抗計

超絶縁抵抗計

DC10V~1000V印加時の絶縁抵抗の測定ができます。 2×1013Ω または 2.0E+13Ωまでの測定が可能であり、 通常のテスターでは評価できない 電子部品や絶縁物の絶縁抵抗が測定できます。(日置電機SM-8220)