働く「人」を知る

People

社員インタビュー

有望な技術を育て、社会実装に

つなげる課題解決の伴走者

白石浩憲

環境化学プロセス研究部 部長

  • 2014年入社

career pathキャリアパス

2008

前職総合化学メーカーに入社

プロセスエンジニアとして勤務する

2014

現職KRIに転職

プロセス開発のラボ試験、試験装置や化学プロセスの設計、経済性試算などに携わる

2017

現職主任研究員に昇格

2023

現職室長に昇格

メンバー育成や中核的なプロジェクトマネジメントに関わる

2024

現職部長に昇格

技術、安全、マーケティング、人事、経営など組織運営全般に関わる

社会課題に挑みながら
事業化を支援する

環境化学プロセス研究部は、化学・エネルギープロセスの社会実装を支援する部署です。ラボスケールでの試験にとどまらず、プロセスシミュレーションやスケールアップ設計、さらには経済性評価まで、広範囲にわたってお客様の事業化に伴走しています。一番の強みは、実験・設計・シミュレーションの3つすべてを手がけていることです。研究・評価だけで終わらず、その先にある社会実装までを見据えて開発を進められることが他にはない大きな特長だと感じています。
現在の業務の約9割は、カーボンニュートラルに関連するCCUS技術の開発です。CO2を捕集し、別の製品やエネルギー源へ転換したり、安定的に固定化する研究を中心に進めています。社会的な要請が非常に高い分野であり、研究の意義や責任の大きさを日々実感しています。私自身は、メンバーのマネジメントや育成・採用、既存・新規顧客に向けた技術提案やマーケティング、将来を見据えた組織経営に加え、試験装置設計やプロセスシミュレーションなど実務も行いながら、多岐にわたる役割を担っています。

中長期的な視点で
研究と組織をつなぐリーダーへ

2年前、室長から部長になり、部全体を見る立場になりました。当社では、それぞれの部署が独立した一つの会社のような体制で運営されており、各部署が立てた計画を統合して全社の経営計画が形づくられています。この独立採算制による高い自由度は当社の大きな強みです。今後、会社としては、さらなる成長に向けて各部署の強みを掛け合わせたシナジーを生かす経営が求められています。そうした中で、組織長がリーダーシップを発揮し、部署を運営していくことが一層重要になります。現在の研究開発の実務と管理業務の比率は、私の感覚では3:7。立場上、研究の比重をさらに減らす選択肢もあるのかもしれませんが、管理職になったことで、目先の実績に捉われず、中長期的な視点でお客様とディスカッションできるようになった面もあり、研究そのものの面白さも改めて感じる毎日です。ただ、人材育成や人事考課は組織全体への理解と気配りが欠かせません。実務とマネジメントのバランスをうまくコントロールしながらそれぞれの業務を両立していきたいと思っています。

有望な技術を社会へ
新たな価値創造を目指す

KRIの魅力は、技術を通じてどの業界のお客様とも協働できることです。特にCCUSは、多くの企業が取り組む重要なテーマで、その可能性は広がる一方です。また、大手メーカーでは、効率化のための業務分担が進んでいると聞きますが、KRIでは研究員一人ひとりにプロジェクト提案の裁量があり、新技術分野へチャレンジすることもできます。自分の技術が生かせるパートナーを探して一緒に開発を進めていく、そんな主体的な関わり方ができる点は、大きな特長だと感じています。近年は、大学と企業の間に立って、プロジェクトを進めるケースも増えています。エンジニアリングに近い領域を担う私たちはその橋渡し役として非常に良いポジションにいると感じています。
今後は、新しい技術を実用化まで育てるステップを担っていきたいと考えています。近年、スピードアップや効率的な経営が叫ばれる中で、そのプロセスを自社完結できる企業は減りつつあります。だからこそ、私たちが技術開発のサプライチェーンを構築できれば大きな強みになるはずです。一つでも多くの有望技術を社会実装につなげるとともに、オリジナリティのある環境技術開発にも挑戦していきたいと思っています。

求職者の皆さんへのメッセージ

当社には、明確な競合がありません。企業の根幹である技術開発をアウトソーシングするには高い技術力だけでなく公正性と信頼性が必要となるからです。私たちは大阪ガスというインフラ企業をバックボーンに持ち、40年という年月をかけて少しずつ技術と信頼を積み重ね、現在のポジションを築いてきました。これからは、その価値をより一層広げ、高めていくフェーズに入ります。そのプロセスを、一緒に楽しんでいきましょう。

とある一日のスケジュール